「大俵ころがし」3年ぶりに復活

 菊池川河口に位置する玉名市は、江戸時代から米の集散地として繁栄しました。高瀬船着場跡の近くにある御蔵跡は今月、国史跡に指定されました。このような玉名市の歴史と、五穀豊穣に感謝する祭りとして「玉名大俵まつり」が開催されており、11月23日(水)に3年ぶりに大俵ころがしレースが開催されました。

 大俵ころがしレースは直径2.5㍍、幅4㍍、重さ1㌧の巨大な大俵を1チーム13人で引っ張り速さを競うもので、大学生・地域・職場のチームやインドの技能実習生たちのチームなど24チームが参加しました。玉名高校からも「玉名高校・附属中 先生と保護者de育友会」として田中校長、近藤会長をはじめ職員・保護者が参加し、コースを外れることなく安定した走りを見せてくれました。

 レースのほかに、市役所一帯では屋台村や農産物などを販売する産業祭も開催され、コロナ禍のなかで、久しぶりに多くの人たちが集まり、賑わいました。

おもやい市民花壇のバラ園(荒尾市)

荒尾市大島浄水センター敷地内のバラが見頃を迎えています。約4,000㎡のバラ園は市民ボランティアが手入れをしておられ、春と秋には一般公開されています。入場無料で駐車場からスムーズに移動できることから、介護・高齢者福祉施設等からの見学も多いようです。一角には天才少女詩人・海達公子(高瀬高女卒)の詩碑「ばら」があります。

奥は四ツ山灯台
秋バラの公開は11月30日まで
海達公子の詩碑「ばら」

和水町のハス園

 和水町津田にある竹下蓮園です。約20年前から休耕田を利用して蓮を栽培してあり、一般にも開放されています。国道443号と県道6号(玉名立花線)が交差する神尾交差点から県道6号を約800m北上し、右折すると右手に見えてきます。

南関町のハス園

 南関町小原にある山ノ頭(かみ)蓮園でピンクや白色のハスがここ数日の蒸し暑さを払いのけてくれるように咲いています。永松さんが約10年前から自宅前の休耕田(約10アール)を利用してハスを栽培しておられ、一般にも無料で開放されています。

3年ぶりに花しょうぶコンサート開催

 5月20日に開幕した第30回花しょうぶまつりのメインイベントとして花しょうぶコンサートが5月28日、3年ぶりに開催されました。髙瀬裏川水際緑地の特設ステージでは元H2Oのなかざわけんじさんと元classの日浦孝則さんがそれぞれヒット曲などを演奏し、最後には2人でのセッションも披露されました。今年は祭りを例年より1週間前倒しして開催されたため、満開の花しょうぶがコンサートに花を添えました。

花しょうぶコンサート
賑わう髙瀬裏川水際緑地
約60本の矢旗
ライトアップ(日没より22時まで)
嘉永元(1848)年築造の高瀬眼鏡橋(熊本県指定重要文化財)

3年ぶりに玉高体育祭開催

 コロナ禍のために実施できなかった玉高体育祭が、5月8日(日)に3年ぶりに観客を制限して開催されました。伝統の応援合戦では密を避けるために席を空けて座るために、2つの団席を使って人文字を作成するなどの工夫が見られました。2年間のブランクのため伝統の継承が心配されましたが、確実に受け継がれていることを実感しました。

黄団
青団
赤団
GOGO玉名
ボードを使った「GOGO玉名」

横島町でバラが見頃へ

 2020年6月にオープンした、たまなフラワーパーク(玉名市横島町横島)の観光農園でバラが見頃を迎えています。手入れの行き届いた観光農園にはバラの他にアジサイ、菖蒲などの花々を楽しむことができます。外平山の高台にあるので、横島町の街並みや有明海を隔てて遠く雲仙や天草を臨むことができます。観光農園は入場無料で、BBQやキャンプが人気です。

展望台からは雲仙を臨むことができる
中央奥の茶色の屋根は横島小学校
2022年5月5日 | カテゴリー : GO TO CHIKABA | 投稿者 : tamakodosokai

3年ぶりに「長洲金魚まつり」開催

 5月3日と4日に長洲町の「金魚と鯉の郷広場」にて『火の国長洲金魚まつり』が開かれました。新型コロナウィルスの影響で3年振りの開催で、晴天にも恵まれて多くの来場者で賑わいました。長洲特産の金魚の販売や金魚すくいをはじめ、軽トラ物産市やチェーンソーアート大会も開かれ、例年の活気が戻った2日間でした。金魚まつりは5月と10月に開催されています。

TKU「英太郎のかたらんね」の生中継も行われた
フリーマーケット
チェーンソーアートの実演
金魚「タマサバ」

念ずれば花ひらく

 「念ずれば花ひらく」で知られている坂村真民先生(旧制玉中19回卒)が好んだホオノキの花が真民先生のふるさと、荒尾市府本の小代焼ふもと窯で開花しています。あたりには独特の甘い香りが漂っていました。

ふもと窯の詩碑近くで咲くホオノキの花(2022年4月27日撮影)
花はとても大きく直径約17センチ

 「念ずれば花ひらく」の詩碑(七百番碑)は育友会と玉高同窓会の協力で本校前庭に建立され、平成16年3月に真民先生(当時95歳)も出席して除幕式が行われました。真民先生による入魂が行われたあと、挨拶をしていただきました。その中で「石がいい、本当に石がいい、千年も続く石だ」と先生ご自身が感動されていたのが印象的でした。また、「花ひらくは日本独特の表現である。自分の運命が開いていく、あらゆるものが開いていくという意味である。この石はここで学ぶ生徒の幸せを守ってくれる。その人の運命を変えてくれる。」と話されました。

玉名高校の「念ずれば花ひらく」詩碑除幕式(2004年3月24日撮影)
玉名高校の詩碑「念ずれば花ひらく」七百番碑 (2004年4月20日撮影)

 坂村真民先生は、明治42年熊本県荒尾市府本生まれ。旧制玉中19回(大正15年卒)。明治6年神宮皇學館(現・皇學館大学)卒業。25歳の時、朝鮮で教職に就き、36歳で全州師範学校勤務中に終戦を迎える。帰国後、昭和21年から愛媛県で高校教師を務め、詩作に専念。昭和37年月刊個人誌『詩国』を創刊。平成11年愛媛県功労賞、平成15年熊本県近代文化功労者受賞。平成18年逝去、享年97歳。平成24年に愛媛県伊予郡砥部町に坂村真民記念館(ホームページ)が開館。

坂村真民記念館(愛媛県伊予郡砥部町) 2022年4月16日撮影
坂村真民記念館 館内展示
開館10周年記念特別展開催中
2022年4月27日 | カテゴリー : GO TO CHIKABA | 投稿者 : tamakodosokai

蛇ヶ谷公園の新緑

大型連休を前に、玉名市立願寺の蛇ヶ谷公園の新緑も深みを増してきました。2022年4月25日撮影。

桐の花
モミジの翼果
2022年4月26日 | カテゴリー : GO TO CHIKABA | 投稿者 : tamakodosokai