「大俵ころがし」3年ぶりに復活

 菊池川河口に位置する玉名市は、江戸時代から米の集散地として繁栄しました。高瀬船着場跡の近くにある御蔵跡は今月、国史跡に指定されました。このような玉名市の歴史と、五穀豊穣に感謝する祭りとして「玉名大俵まつり」が開催されており、11月23日(水)に3年ぶりに大俵ころがしレースが開催されました。

 大俵ころがしレースは直径2.5㍍、幅4㍍、重さ1㌧の巨大な大俵を1チーム13人で引っ張り速さを競うもので、大学生・地域・職場のチームやインドの技能実習生たちのチームなど24チームが参加しました。玉名高校からも「玉名高校・附属中 先生と保護者de育友会」として田中校長、近藤会長をはじめ職員・保護者が参加し、コースを外れることなく安定した走りを見せてくれました。

 レースのほかに、市役所一帯では屋台村や農産物などを販売する産業祭も開催され、コロナ禍のなかで、久しぶりに多くの人たちが集まり、賑わいました。