2025年10月26日(日)、玉名たまんないスーツマラニックが開催され、玉名高校同窓会も本部役員9名と荒玉支部支部長の合計10名で参加者のコース案内やペットボトルの配布を行いました。マラニックとはマラソンとピクニックを合わせた造語で、タイムや順位を競うのではなく、コース上のスイーツ店やテイクアウトで玉名市のスイーツを歩いて味わい、神社や温泉など玉名市の魅力を知ってもらうために開催されています。今年1月に引き続いて2回目の開催で、同窓会は今回からボランティア活動に参加しています。コース途中の玉名高校では参加者が「白亜の殿堂」を撮影したり、金栗四三氏像の前で記念撮影をする列ができたりしていました。また、同窓会の法被を着て活動していたために、同窓生の参加者から声を掛けてもらう場面も見られました。10月末とは思えない日差しで少し大変でしたが、参加者といろいろやりとりがあったり、ハロウィンの仮装をした参加者もいたりして、楽しく活動ができました。次回は2026年1月17日(土)に開催される予定です。

400名の参加者が玉名市役所をスタート

玉名駅前でのペットボトルの配布

金栗四三氏像(玉名高校)の前で記念撮影

当日の玉名高校「白亜の殿堂」

立願寺公園足湯でのコース案内

足湯でひと休み

スイーツマラニックのコース(大会ホームページより)
玉名駅前のヤシの木が老朽化により、倒木の恐れがあるため、このほど伐採されました。玉高生や同窓生にとっても思い出のヤシの木、65年間にも渡って見守ってくれていました。「広報たまな」8月号に思い出の写真等が掲載されています。※「広報たまな8月号」ダウンロードページへ。

「広報たまな」8月号より。リポート「さよなら、ヤシの木。」
令和7年度玉名高校同窓会代議員会が6月7日(土)、ホテルしらさぎで開催され、本年度の本部役員が次のように決定しました。※荒玉支部については、9月の役員会で会長が交代しました。

同窓会会員の皆様から頂いた生徒支援の寄付金を活用して、器楽部の古くなった楽器を買い換えるための支援を行いました。新しくなったトロンボーン、ホルン、クラリネットは3月23日に開催された第42回定期演奏会で披露され、同窓会の支援に対してお礼の言葉を器楽部の生徒が述べてくれました。また、音楽部の全日本合唱コンクール全国大会初出場の際にも支援しました。

※「第42回定期演奏会」
第3回玉名いだてんマラソン大会が氷点下の朝を迎えた2月23日に開催されました。今回もフルマラソン28km付近にて同窓会役員有志7名で900名近くのランナーに声援を送りました。今年は本田副会長(高25)からネーブルやはるかを提供いただき、多くのランナーの喉を潤し、完走への一押しとなりました。応援も年々バージョンアップされ応援する方も楽しく大賑わいでした。
次回、一緒に応援に参加されたい方は同窓会事務局へご連絡下さい。お待ちしてます。




登録有形文化財に指定されている正門の塗装工事が行われています。2月28日まで。



第77回若駒祭が9月20日(金)~9月21日(土)の2日間開催され、同窓会は2教室をお借りして展示などを行いました。

■体育祭応援合戦の動画再生…卒業生は当時の応援合戦を懐かしがり、現役高校生は60年前の応援合戦に興味を持って見ていました。

■「玉高の四季」写真展示…同窓会広報委員の上原(26回)が在職時に撮影した四季折々の写真や写真集「玉高の四季」や「熊本城の四季」を展示しました。

■玉高グッズの販売…昨年の創立120周年記念グッズとして作成した応援タオルや一筆箋などを販売しました。

■囲碁・将棋の部屋…毎年好評の囲碁・将棋の部屋。卒業生と現役高校生の対局も見られました。
関島秀樹(高25)さんのデビュー45周年記念コンサートが7月20日(土)、荒尾総合文化センター小ホールで開催されました。会場には25回卒の同級生を始め、多くの同窓生の姿が見られました。関島さんは玉高で人権コンサートを開催したり、同期会・同窓会で会を盛り上げていただき、本当にありがとうございます。また、近年は岱志高等学校校歌や長洲中学校校歌を作っていただいたりして、若者にも優しさを届けておられます。今後の益々のご活躍を祈念いたします。
「今年はデビュー45周年と70才を迎えます。ここまで元気で歌い続けてこられたのも、多くの皆さんの温かい応援と幸運に恵まれた賜物と、全てのものに感謝しております。いつも応援して喜んでいてくれた両親も姉ももう空の上ですが、これからも声と体力が続く限り、歌を作り歌い続けたいと思います。」(コンサートチラシより)
当日のプログラムは次の通りです。
1.山に向かいて 2.あじさい寺 3.16番線 4.百万本のバラ 5.琵琶湖周航の歌 6.沖島の月見草 7.三日月の恋~小松女院物語~ 8.京都 9.正調 五木の子守唄 10.生きたらよか 11.コンクリートの街で 12.セントラルパークにて 13.想い出の貝殻 14.家族 15.赤い大地 16.長洲中学校校歌 17.岱志高等学校校歌 18.玉高を忘れない 19.風走れ 20.故郷の詩 21.ARAO (アンコール)1.二人のストーリー ~奇跡の物語~ 2.生きてゆく

関島秀樹さんのFacebookより

松永哲雄(高19回)
私が人生について考え始めたのは母校・玉名高校二年生の時に『草枕』の冒頭部分との出会いがあったからです。
初秋のある放課後、校舎第二棟三階のクラスのベランダから一人でボーッとして眼下(がんか)の中庭を眺めていました。私は二年生の「中だるみ」の状態でした。その時、いつの間にか生き方について考えていました。そして第一棟一階の職員室の奥にあった厳粛で立派な思い出の図書館に行くことを思いつきました。なにかを探そうと思ったのです。その図書館で目の前の本棚にあった『草枕』をたまたま手に取って読み始めました。冒頭部分に次のようにありました。「山路(やまみち)を登りながら、かう考へた。知に働けば角(かど)が立つ。情に棹(さお)させば流される。意地(いぢ)を通せば窮屈だ。兎角(とかく)に人の世は住みにくい。」この時、私は強い衝撃を受けたのです。
「なんだぁーこの作家は。人生がわかっているぞ!」
これが私の発した第一声でした。この衝撃が私の人生の方向を決定しました。漱石の人生と作品をたどることで生き方を学ぼうと決意したのです。
私は数年前に『いかに生きるか』(私家本・1750円)を発刊しました。好評でしたので、今回『漱石と学ぶ 日本のまことのこころ』(弦書房・定価1500円)を発刊しました。この新書では漱石と学ぶことで「自律した正当な個人になるための人間形成をどのように推しすすめたらよいか。さらにどのような考えを支柱として生きたらよいか。」について記しました。この新著の中には母校・玉名高校の授業で玉高生が取り組んだ『こころ』についてのすばらしい実践も記しています。新著は熊本市内の長崎書店や金龍堂等、アマゾンや楽天ブックス等、私自身も数十冊を所持しています。玉名高校の先輩・同輩・後輩・教育関係の方がた・在校生にぜひ読んで役立てていただければとても幸いです。
※松永哲雄さんは、平成13年度から平成20年度まで玉名高校の国語科教諭として勤務されました。
桃田運動公園(玉名市)には、中学・高校生を中心に100人近くが初日の出を見ようと集まっていました。7時26分、太陽が顔をのぞかせるとそれまでざわついていた天望館が一瞬静寂に包まれました。穏やかな年明けになりました。
