東京五輪の聖火が2021年5月5~6日の2日間、熊本県内を巡り、玉名市6人、和水町7人の聖火ランナーがトーチをつなぎました。和水町のコースは、「日本マラソンの父」金栗四三が明治30年から4年間通学した吉地尋常小学校跡地からスタートし、金栗四三生家前までの1.15km。生家近くでは小森田香さん(玉高51回)から一森聖史さん(大学生)へ「体力・気力・努力」の掛け声とともにトーチリレーをしました。前回の東京五輪県内聖火リレー(1964年9月11~13日)では金栗四三さんも玉名市で手を振って迎えたと熊本日日新聞(新生面)に紹介されていました。
また、玉名高校附属中学校の北川亜廉さん(3年)も山鹿市のコースで聖火ランナーを務めました。北川さんは、NHKの大河ドラマ「いだてん」で見た金栗四三に憧れて陸上部に入部し、活動しています。当日は金栗四三が初めてオリンピックに参加したときと同じように足袋を履いて走りました。「足にフィットして走りやすかった」とNHKの聖火リレーデイリーハイライトでコメントしていました。