会長挨拶

  全国の同窓生、現役玉高生・附中生、保護者の皆さま、同窓会会長の岡田です。会長の職を賜り早くも3年経ちました。  今年度から玉名高校の校長と副校長が交替着任されました。公立高校として県内での強固な地盤作りと結果がますます期待されます。  今年5月にはやっと3年ぶりにあの玉高体育祭が通年の様式に準じた形で開催されました。感染防止対策上制限付きではありましたが、応援団と人文字の伝統がギリギリのところで次年度に繋がったのは喜びに絶えません。また入学以来一度もやぐらでの人文字や伝統の玉名高校応援団をご覧になれていなかった3年生の保護者の方々の観覧を許可された学校側の英断も、とても良かった感じております。  さて国内情勢はこの3年間で増税があり、やや不景気になりかけのところに今も続いているコロナ禍、そして毎年自然災害も日本各地で数多く発生しています。世界情勢として東欧で国連の常任理事国による隣国への侵攻作戦が進んでおり、また中東でもマスコミには出ていない紛争がいくつも続いています。このような紛争や感染症、自然災害のせいもあり、世界中の社会生活やビジネス界でかつて人類が経験たことのない大きな変化が訪れて来ています。  玉高生・附中生の皆さんはこのような国内外のことをぜひ頭に入れて将来の進路をしっかり見極めてください。希望を申し上げれば我々の未来をワクワクドキドキの面白い世の中に変えていける人材、テクノロジーや思想で世界を変えられる、総じていえば変化に対応できる人、楽しい世の中にしていける人を目指していただきたいものです。全国の4万人弱の同窓生の皆さんにも全く同様のことをお願いして挨拶にかえさせていただきます。  最後になりますがこれからもコロナ禍が続いていくと思われますがいつの日か必ずwithコロナの時代に収束していくはずです。皆さん希望を持って楽しく毎日を暮らしていきましょう。   玉名高校同窓会 会長 岡田信之(高24回)      ※「玉高同窓会々報」第52号(令和4年9月1日発行)より転載